どうも、しかまるです!
今回は「【応用編】キーワード選定完全ロードマップ」こういったテーマでお話ししていきたいと思います。
キーワード選定の基礎編ではなぜキーワード選定が大事なのか、そしてキーワード選定の手順1,2,3ここまで進めてきました。
後半では手順の4,5,6この3つを進めていきます。
では早速内容に入りましょう。では先に手順4番5番6番これを読み上げます。
- 月間検索ボリュームを調べる
- 不要なキーワードを削除する
- サイト構造・カテゴリーを考える
この3つの手順を解説してます。
まず基礎編のところで読者が調べるキーワードをまとめたスプレッドシートが、皆さんの手元にあると思います。
そのデータを元に、ここから後そのキーワードのどこを攻めるのか、そしてそれを選択した後にどのようにカテゴリー分けするのか、という話をします。
④月間検索ボリュームを調べる
手元に読者が調べるスプレッドシートのデータがあると思います。
そのデータを使って次の手順で進めてください。
月間検索ボリュームを調べるのに、キーワードプランナーを使います。
こちらは有料プランと無料プランとあるんですが、広告出稿1円でもしておけば、より詳しく検索ボリュームや状況調べることができるので、ここにクレジット登録して広告入稿しておいてください。
上限値を決めておいたらそれ以上は取られないので、その点は安価に使えるので安心してください。
実際の操作画面をこちらの画面に貼り付けて説明してくので、その通りにやればできるようになってます。
貼り付けたキーワードの検索ボリュームが表示されたら、そのデータをダウンロードします。
このデータから「検索語句」と「月間検索ボリューム」という項目列だけを残して、それ以外は削除してください。
そうすることで対象のキーワードとそれにあたる月間検索ボリュームを取れた一覧表が手に入ります。
ここまでできたら月間検索ボリュームが書かれたキーワードの一覧表があなたの手元に残っている状態になります。
⑤不要なキーワードを削除する
今まで思いついたキーワードやツールで使ったキーワードを書き出してきましたが、その中で不要なキーワードがあります。
まずやるべきなのは「検索ボリュームが0」のもの。
これは書いても誰も見ないキーワードなので需要がありません。なので削除しましょう。
そして「重複しているキーワード」。
言い方は違うけど意味が同じキーワード。こういうものがあるのでこれも削除していきます。
そして「全く関係ないキーワード」。
サジェストツールやラッコキーワードから拾ってきてるのでちょっと関係ないようなキーワードも上がってきてる場合があります。
その場合はそちらのキーワードは不要になるので、目視で削除していきます。
そして上記以外に、2つの視点でキーワードを削除していきます。
その視点というのは、
- 集客力があるキーワード
- 成約につながるキーワード
この2つになります。
1.集客力があるキーワード
まずは検索ボリュームがあるキーワードは、検索上位を取ればブログに人が来るようになるので、アクセスも上がりますし当然サイトの評価もあがります。
そして人が来るということは商品が売れる確率も上がります。なので集客力があるキーワードは必要になります。
なので検索ボリュームが多いものは残しておきましょう。
2.成約につながるキーワード
例えば、
「ライザップ 申し込み」
「〇〇 最安値」
「ダイエットサプリ 口コミ」
このように商品を買おうと思っていたり、買うつもりで調べるキーワード。
色々ありますが、このようなキーワードは例え検索ボリュームが少なくても商品を買おうと思っているユーザーさんが多いので、上位を獲得することができれば売上はかなり上がります。
なので1つの視点としてそのキーワードは商品が売れるまでに近いのかどうか、これをしっかりと見極める必要があります。
検索ボリュームがたとえ100、50しかなかったとしても、商品が鬼ほど売れる確率が高いんだったらそれは狙わなければもったいないということになります。
実際にどれぐらいの検索ボリュームがあったら記事を書くべきですか?
このような相談をよく頂くので1つの目安として回答します。
これはジャンルによってそのボリュームは当然変わります。
全体の検索ボリュームが100万見込めるものと1万しか見込めないジャンル、この2つだったら当然目安となる検索ボリュームは変わります。
なので今回話すのは1つの目安なので、全体のバランスを見ながら考える、これが正しいやり方にはなります。
とはいえ、どんな検索ボリュームが気になると思うので、だいたいの目安としては「100以上」のもの。
それ以下はコンバージョンにむちゃくちゃ近いとか理由がない限りは削除してOKです。
100以上であれば上位を取ればその記事だけで月間1000以上のアクセスは見込めるものもあるので、取っておいて損はありません。
当然月間検索ボリュームが1000とか2000とかなってくるとライバルが強すぎて勝てないので、100付近の検索ボリュームで上位をとっていく、ここをクリアした上でその上の検索ボリュームをとっていく、この順番が一番攻略しやすい形になります。
繰り返しになりますが、検索ボリュームが少なかったとしても購買意欲が高いコンバージョンに近いキーワードは狙っていくことをおすすめします。
⑥サイト構造・カテゴリーを考える
もうここまできたら皆さんの手元にはキーワードとそれに対する月間検索ボリューム、そして必要なキーワードだけが残っている状態になっています。
それは全て書いた方がいいであろうキーワードリストになります。
とはいえ、それを適当に書いてもサイトとしては強くありません。
ブログやサイトはチーム戦になるので、一個一個の強い記事をしっかりとタッグを組んで戦わなければいけません。
じゃあどうしたらいいかと言うと、今回お話するサイト構造やカテゴリーを考える、ここやっていく必要があります。
サイト構造やカテゴリーなんて僕なんかには分かりません…
このように思うかもしれませんが、初心者こそココを考えるべきです。
なのでちょっと頭から湯気が出る人もいるかもしれませんが、一緒に考えていきましょう。
そしてまずやるべきはサイトの構造を考えるということ。
そのために皆さんに知っておいてほしいのは、サイトの基本構造というものがあります。
色々な形はありますが、オーソドックスな形を今回ご紹介します。
この形にすることで、ただただ記事を羅列しているサイトよりも、SEOで高い評価を得やすくなります。
実際に私のサイトもこの構造になっていますし、初心者の頃と比べて構造を意識した結果アクセスが増えやすくなりました。
そのサイトの基本構造は、
- まずトップページがある状態
- その下にカテゴリーがある状態
- そしてその下に個別の記事がある状態
こんな構造になっています。
例えばカテゴリーのAのところに生命保険とあったとしましょう。
そしてカテゴリーBが損害保険。
その下につく記事は生命保険のものがAというカテゴリーの下にいっぱい入っている。
Bの損害保険というカテゴリーの下に損害保険に関連するキーワードで書かれた記事が入っていく。
そしてトップは保険というキーワードを設定します。
なのでトップが保険、カテゴリーAが生命保険、カテゴリーBが損害保険、その下がそれぞれの個別の記事。
これがサイトにおけるSEOに効果的なサイトの基本構造になります。
まずはこれをあなたの手元にあるキーワード群で作っていく作業をやっていきます。
じゃあまず何をやったらいいかと言うと、あなたの手元にあるキーワード群をカテゴリ別に分けていきます。
例えば「筋トレ」であれば「筋トレ」というものがトップにあります。
その時にやるべきは、「カテゴリーはAは何だろう」「Bはなんだろう」というのを考えます。
どれをカテゴリーA・Bにしたらいいか分からないから困ってます…
このように思うと思います。
1つの考え方として、検索ボリュームが多いものをカテゴリーとして登録しているので、カテゴリーA・Bは検索ボリュームが多いものをピックアップしましょう。
例えば…
筋トレがトップ、そのカテゴリの下は「筋トレ ダイエット」「筋トレ やり方」「筋トレ 下半身」とか、こういうキーワードが月間検索ボリューム5,000あったとしましょう。
この5,000以上あるものをまずはカテゴリーとして考えた時に、何個できるかを考えます。
トータルで100万PVあるようなジャンルでは、5,000とってくるキーワードが100あるかもしれません。
だったら5,000でバーを引いてしまうとカテゴリーが絞り込めません。
なのでこの場合は数値をあげて1万以上にするとか2万にするとか、色々設定は設けたらいいんですが、カテゴリーがまずは3つ程度になるように絞ります。
先ほどの筋トレの例だと、
「筋トレ ダイエット」
「筋トレ やり方」
「筋トレ 下半身」
この3つが検索ボリューム5000以上だったとしましょう。
それ以外はもう1000とか500とかしかない状態。
だったらこれはカテゴリーじゃなくても別記事にしたほうがいいよね、という考え方で OK です。
カテゴリーはトータルの検索ボリュームで見た時のトップ3に入るようなジャンル、ここを設定していきます。
僕はこのジャンルは絶対カテゴリーとして入れたいんです…
こういう人もいると思います。
その場合はカテゴリーとして追加してもOKなんですが、そのカテゴリーの下につく記事があるのかどうかというのを、あなたの手元にあるキーワード郡から見ておいてください。
全くないのにカテゴリーに設定して記事を書いたとしても、1個しか情報がないカテゴリーになってしまうので、これはマイナス評価を受けてしまう可能性があります。
その場合はこれは別に記事にして何かのカテゴリの配下に置いておいたらOKなので、カテゴリーにすべきは検索ボリュームが多くて、かつその下にいろいろな子記事を置けるようなカテゴリーを選択しましょう。
ではそれができたらそのカテゴリに関連する子記事、これをキーワード群からピックアップしてきます。
例えばA列は筋トレというトップページで狙うキーワード、ExcelのB列のところには今回決めたカテゴリ、 C列にはそれぞれに関連する子供の記事。
例えば「筋トレ やり方」だったら、筋トレのやり方が書かれた記事をピックアップしてエクセルの横列に書いてきます。
そうすることで、この子供の記事はどのカテゴリーに属してるんだというのが分かる表になります。
これを皆さんのキーワード群で作ったExcelシート上でやってみてください。
そしてこれが全て出来たら、トップページはこれ、カテゴリーはこれ、それに関連する子供の記事はこれ、このような構造が出来上がったと思います。
これができたら一旦キーワード選定は終わりになります。
ただこの状態ではまだ1つ足りません。
何かと言うと、「どこで商品を売るのか」。
いわゆる収益化記事やキラーページが選択されていません。
これができていないと商品を売る出口がない状態になってしまうので、皆さんのブログの中で何の商品を売るのか決めていきましょう。
大きく2つ分けると、1つ目は「〇〇ランキング」「〇〇 おすすめ」このような記事はキラーページになります。
例えば「筋トレのやり方」というもので紹介しているブログの中で、「現役ボディビルダーの私が紹介する筋トレグッズ3選」。
こういうものだったらどんな記事からでも誘導をかけやすいと思います。
内部リンクを通して、その商品が売れるランキング記事に持ってきやすいと思います。
そうなるとそこから商品が発生する出口となるので、この記事が何かというのを皆さんのブログ上で設定します。
設定の仕方としては、あなたが書いているジャンルの想定読者、この人たちが共通で欲しいと思えるような商品をランキング形式で作ります。
そしてそれを各記事のブログ内からリンクを通して誘導して、キラーページにアクセスを集めていきます。
このようなやり方をすることでサイト全体で収益化できる構造になるので、商品が売れやすくなります。
そして2つ目の方法は別動画でコンテンツ販売というのもおまけで今回の講座ではお話しますが、自社商品を持つことです。
例えば私のようにブログの稼ぎ方を徹底的に解説する。
こういうものを LINE@を通して顧客を選定して販売していきます。
このようなやり方をしたいんだったら、 LINE@やメルマガをサイドバーや記事内に設けて、そこからリストに登録してもらえる人を増やす。
ちょっと難しいリストマーケというやり方になるんですが、顧客を教育して商品を売っていく、この流れを自分で作っていく。
つまり自社商品を販売するフェーズになります。
ここができるようになると、広告は自分が出して自分の商品を販売するから、圧倒的に稼げるようになるんですね。
なぜかと言うと、普通のASP広告はまず広告代理店がASP会社に頼みますよね。
この時に手数料が発生する。そしてASPからブロガーに商品が売れた時も手数料を取られている。
ということは二重で手数料を取られてしまっているので、いくら報酬が1万円もらえるといっても実際にはもっと元会社からもらってるんです。
それがもらえないから僕たちブロガーは、広告収益が爆発的には上がりにくいという仕組みになっています。
じゃあそれをクリアするためにどうしたらいいかというと、自分で商品を持って自分で宣伝して自分でお客さんを集める、これがブロガーの最終形態です。
表では全然こんな話はしませんが、ここができるようになるというのがブロガーの最終目標なので、
「僕の場合どんな商品を販売したらいいんだろう」
「私の場合どんな攻め方ができるんだろう」
この点をサイト設計やキーワード選定の段階で考えておくことで、他のブロガー達と圧倒的な差が生まれます。
なぜかというと、その領域までできるともうブロガーじゃなくて実業家なんですよ。ビジネスマンなんです。
ここまでできて、自分で広告、自分で集客、自分で販売。
この3つができたらぶっちゃけ売上はめちゃくちゃ上がります。
繰り返しにはなりますが、皆さんにはこのレベルまで到達してほしいので、今回キーワード選定の話をメインでしましたが、ここまで見越してやっていきましょう。
というわけで今回は以上です!
コメント