どうも、あずさです。
今回のテーマは「リード文の書き方」です。
記事を読んでくれるかどうかはリード文で80%決まると言われているほど、重要なポイントです。
記事を開いてまず目に留まるところなので、リード文で興味づけできなかったら当然読み進めてもらえません。
リード文に決まりはなく、読者の心を掴んで先に読み進めてもらうことが目的なので、それが達成できればOKです。
現に私がディレクターを務めているアフィリエイトサイトでは、売上300万円以上出てるんですけどもリード文はたったの2行です。
とはいえやっぱりブログでは、もう少し詳しく書いて読者の興味づけをしたいところなので
「リード文どうやって書けばいいのか分からない」
「どうやったら読者の心をつかんで読み進めてもらえるの」
っていう人はまず今回紹介する型通りに書いてみて、少しずつ自分なりにアレンジする流れがいいんじゃないかと思います。
型さえつかめばどの記事のリード文も当てはめ型で簡単に書けるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
リード文の基本テンプレート
実際に私もよく使っているリード文の基本の型を紹介します。
慣れた頃に自己流のアレンジも加えて欲しいなと思うのですが、迷うぐらいなら思い切って型に当てはめてください。
リード文は重要だとはいえ、長々と試行錯誤するのは時間の無駄かなと思います。
そもそも読者を惹きつけるための要素は大体決まってるので、
- 読者の悩み
- 共感または問題提起
- 解決策
- 権威性
- 後押し
の順番で記事の内容を当てはめていけばOKです。
①読者の悩み
抱えているであろう悩みをダイレクトに提示して、自分に向けた記事だなと思わせます。
例えばWebライティングのコツを紹介する記事を書くのであれば、
「Web ライティングがなかなか上達しない」
というのを吹き出しや鍵かっこを使って書いて、
- あなたもこんなお悩みを抱えていませんか?
- Webライティングでなかなか良い記事を書けずどうすればいいか悩んでいる方は多いでしょう。
みたいな始まり方でもいいですね。
とにかく読者が抱える疑問そのものを提示してあげて、「そうなんだよ!」と思わせましょう。
②共感または問題提起
ここでは
- あなたの悩み分かりますよ
- その問題を放置してるとやばいよ
と伝えることで、読者はまた「私のために書いてある文章だ!やばい改善しないと」って思ってくれます。
では具体的にさっきの例題の続きで共感パターンから
- Webライティングは奥が深く自己流で進めてもなかなかコツを掴めせんよね
- そもそも Web ライティングで求められる文章力が何なのか、それすら分からず悩んでいる人も多いでしょう
- 私も初心者の頃はこうでした
みたいな感じですね。
問題提起する場合は
- Webライティングで食べていくためにはスキルアップが必要ですが、やみくもに書き続けたところでなかなか上達しません。
- たとえ文章に自信があってもWebと紙では求められる文章力が異なります
みたいな文章を入れてあげましょう。
③解説策
解決策とは記事の内容だったり結論プラス内容ですね。
その悩みはこんな方法で解決できるし、この記事ではこんな内容を知れるよ、ということを伝えます。
例えば…
- Web ライティングが上達する5つのコツを紹介します
- Webライティングを上達させるためには、まずはWebの特性を理解したうえでユーザー目線で書く心がけが欠かせません。そこでこの記事ではWebライティングが上達する5つのコツを紹介します
などです。
これは本記事での内容を箇条書きで伝えてあげてもOKです。
内容が深かったり多かったりする場合には、むしろ箇条書きの方が効果的かなと思います。
④権威性
読者に記事の信頼性を示すためですが、権威性については入れても入れなくても構いませんし、さっきの解決策とともに提示してあげてもOKです。
例えば単体で提示するなら…
- 現役Webディレクター・Webライティング講師として活動する筆者が詳しく解説していきます
- この記事の筆者はWebディレクター歴2年でライティングコーチも務めています
みたいな感じで、実績や簡単なプロフを画像やボックスで入れてあげてもいいと思います。
解決策とともに提示する場合は
・そこでこの記事では現役Webディレクターの筆者がWebライティングのコツ5つを初心者向けに解説していきます
みたいな感じですね。
⑤後押し
記事を読んでもらう理由づけだったり読むメリットだったりを、さりげなく提示しつつ読み進めてもらうための後押しをしましょう。
具体的には…
この記事を最後まで読めば、あなたのWebライティングが劇的に改善するはずなので、ぜひ参考にしてみてください
みたいな文面ですね。
ということで、リード文のテンプレをまとめると、
区分 | 文章例 |
---|---|
読者の悩み | Webライティングがなかなか上達しない、あなたもこんなお悩みを抱えていませんか |
共感または問題提起 | Webライティングで食べていくためにはスキルアップが必要ですが、やみくもに書き続けたところでなかなか上達しません。 |
解決策と権威性 | そこでこの記事では現役Webディレクターの筆者がWebライティングのコツ5つを初心者向けに解説していきます。 |
後押し | ぜひ最後まで読んでWebライティングの調達につなげてみてください。 |
これでリード文の完成です。
表現方法は今紹介したものに限らず、いろいろ試してみて欲しいですが、この要素と順番さえ守れば基本のリード文はマスターできるはずです。
どの記事でも当てはまると思うので、ぜひテンプレを覚えてリード文はサクッとかつ魅力的に仕上げましょう。
読み進めてもらえるリード文のポイント
具体的には
- 結論を述べる
- 長すぎるのはNG
の2点です。
順番にチェックしていきましょう。
①結論を述べる
読者は一刻も早く答えを知りたいと思っているので、結論はさらっとでも導入部に入れてあげましょう。
結論を書くと離脱されるんじゃないかと思うかもしれませんが、答えを知ったら
「次はもっと知りたい!」
「その理由は?」
「具体的にどうすればいいの?」
という感じで、さらに疑問が出てきて読みたいという欲求は高まります。
例えば「ブログで稼ぐまでの期間について」の記事を書くとして、読者のニーズはそのまま稼げるまでの期間が知りたいので、リード文では
結論から言うとブログで稼ぐまでにかかる期間は最短でも3ヶ月です
と結論を提示してあげます。
読者が本当に知りたいことは期間そのものなのではなく、
- なぜそれだけの期間がかかるのか
- その間に何をすべきなのか
などといったもっと深いニーズがあるはずです。
なので
とは言え実際3ヶ月で稼ぐためには人並みはずれた努力が必要ですし、やり方を間違えると1年経っても稼げません
みたいな文章を入れてあげて、より興味づけをしてあげましょう。
その上で
そこでこの記事では~について紹介していきます
みたいな感じで記事の内容紹介に入ればOKです。
知りたいなと思ったことがリード文で解決できたら、読者は安心して読み進められますし、その先の潜在ニーズだったりより深い疑問だったりが出てくるので、最初に結論を提示しても記事に対する興味はしっかり高められます。
これも正直ケースバイケースですが、基本的には採用して欲しいテクニックなのでぜひ取り入れてみてください。
②長すぎるのはNG
リード文で読者の心を掴みたいのはわかりますが、だらだらと長く書いてしまうと逆効果です。
読者目線で考えると
「早く本題に入ってよ」
「で?なんなん?」
となりますよね。
内容が濃くなるのであれば長いリード文でもいいかなとは思いますが、特に初心者は長文になればなるほどしつこくて、何が言いたいのかわからない文章になりがちなので避けた方が無難です。
ちなみにリード文の長さに決まりはないですが、目安として150文字長くても300文字ぐらいかなと思います。
冒頭で私がディレクターをしているサイトのリード文はたったの2行ですと言いました。
このケースは極端に短くて、長いよりはいいよねっていうのが個人的な感想です。
実際Webライティングの案件なら、だいたいクライアントにリード文の文字数を指定されるのですが、平均で200文字前後の案件が多いかなという印象です。
あくまでもリード文は記事の本題ではなく興味づけのパートなので、長々とは書かないように注意しましょう。
型を使ってリード文をマスターしよう
というわけで今回はリード文の書き方を紹介しました。
まずはテンプレを使って当てはめ型でリード文を書いてみてほしいのですが、念頭に置いといて欲しいのはリード文の目的は「読者に読み進めてもらうこと」つまり「読者の興味を引くこと」です。
なので本来の目的が達成されるのであれば型にとらわれる必要はありませんし、今回紹介したのとは全く違う完全オリジナルリード文でも構いません。
そもそも適切なリード文は記事のテーマによっても異なります。
簡単な内容だったり答えがシンプルだったりするような記事なのであれば、前置きでウダウダと煽ってしまうより、一言二言で本題に入る方が効果的なケースもあります。
この辺りを見極めるためには経験を積んでいくしかないので、この講座の添削とかも活用しつつ素敵なリード文を書くスキルを身につけてみてください。
とはいえ初心者は難しく考えるより、思い切って型に当てはめるのが得策です。
まずは今回紹介したテンプレをマスターして、読者の心を惹きつけるリード文に仕上げていきましょう。
その上で慣れてきたら自分なりのアレンジを加えてみたり、実際の記事を最後まで読んでもらえてるかなっていう分析をした上で、適切だと思われるリード文に変えてみてください。
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