どうも、あずさです!
今回のテーマは、「セールスライティング完全ロードマップ」です。
そもそもセールスライティングとは、”商品を売るための文章”です。
ブログで読者に商品やサービスを購入してもらいたいなら、セールスライティングの導入が必須。セールスライティングを駆使しない限り、ブログでは稼げません。
レビュー記事やランキング記事はもちろん、お悩み解決方法のひとつとして記事の中でさらっと商品を提案する場合も同じです。
「収益記事は具体的に何を書けばいいのかわからない」
「商品リンクのクリックすら獲得できてない」
という方はまず、セールスライティングの基礎を学びましょう。
セールスライティングは特別なスキルのように感じるかもしれませんが、ある程度必要な要素や型が決まっており、取り入れやすいので安心してくださいね。
セールスライティングを取り入れて分析と改善を繰り返し、稼げる記事をどんどん量産していきましょう!
セールスライティングに必要なテーマ
- セールスライティングの基本構成と必要な要素
- 記事の種類別セールスライティングのポイント
- セールスライティングの注意点
これらを順番に解説していきます。
セールスライティングの基本構成と必要な要素
ブログで使うセールスライティングには、以下4つのようなお決まりの型があります。
- 読者の問題提起と共感
- 解決策を提示
- 購入すべき理由の提示
- 行動の促し
それぞれ具体的にどんなことを書くのか、どんな要素が必要なのか、チェックしていきましょう。
①読者の問題提起と共感
「読者の問題提起と共感」とは、
「こんなお悩みありませんか」
「その悩みわかりますよ」
と伝えることです。
このパートに関しては、そんなに難しく考える必要はありません。
ペルソナ設定後に読み取った「読者のニーズ」を刺激すればOKです。
例えば、「犬の抜け毛に悩まされている人」におすすめの掃除機を紹介するなら、
- 愛犬の抜け毛掃除が大変、こんな悩みありませんか?
- 何度掃除を繰り返してもカーペットに詰まったり、部屋の隅に溜まったりする犬の抜け毛。ワンちゃんを飼ってると綺麗な状態を保つのは難しいですよね。
みたいな感じ。
ちなみに「こんなお悩みありませんか?」というワードは必ずしも入れる必要はありません。
例えば、以下のような始まり方でもOKです。
「犬を飼っている家庭にとって抜け毛対策は永遠の課題です。」
要は、読者が抱える問題を明確に提示しつつ共感してあげれば良いので、記事ごとに書き方を工夫してみてくださいね。
解決策を提示
悩みの解決策=「商品」です。
記事構成の中でも具体的に商品の詳細やおすすめポイントを紹介していくので、ボリューム的には一番大きくなるうえ、レビュー記事の場合いくつもの見出しで構成されるでしょう。
解決策を提示する流れは、
- 商品の基本情報や信頼性
- おすすめポイントを紹介
が基本で読者の購買意欲を掻き立てます。
例えば、
・〇〇クリーナーなら、ペットの細かい抜け毛も一発で吸い込みますよ
・こんな会社が販売している〇〇な商品でこんな特徴がありますよ
といった感じです。
さらに必要に応じて、 「商品レビューや評価・類似商品との比較を入れて安心させる」といった流れがベストですね。
ただし、このパートで最も重要なのは「ユーザーに対するベネフィットを提示すること」です。
ベネフィットは、セールスライティングに欠かせない要素なんですよね。
そもそも、ベネフィットは英語で「利益」を意味しており、商品を購入することによって読者が得られる恩恵を指します。
よくメリットと混同されますが、両者は全くの別物。 メリットは、商品の売りや特徴に過ぎません。
対して、ベネフィットはメリットによって「読者の未来がどう変わるのか」です。
例えば掃除機を訴求する場合、「吸引力が強いですよ」という言葉はメリットを提示しているだけです。
読者からも「へぇ、そうなんだ」という理解しか得られません。
あなたがより効果的に訴求したいなら、
「吸引力が強いのでカーペットに絡まった犬の抜け毛も一回で吸い込みます。この掃除機があればダブルで粘着クリーナーを使う必要はありません。」
というように具体的なベネフィットの提示をしましょう。
要は、「これを買えばこんなことが起こるよ」という未来を見せてあげなければ、読者はなかなか行動してくれないんですね。
ベネフィットはセールスライティングにおいて最も大切な要素なので、必ず記事に盛り込みましょう。
購入すべき理由の提示
ここまでの内容で、商品の魅力は十分に伝えられたと思います。
ですが「この記事を読んで今すぐに買うべき理由」を何かしら提示してあげなければ、購入を後回しにされる可能性があります。
具体的には…
- 今なら期間限定のセール中ですよ
- 今楽天市場で買えばポイント10倍ですよ
- おまけが付いてきますよ
- 返金保証が出るので安心です
- 前回は何台生産されて即完売してました。次の生産は未定ですよ
- 限定何個の販売ですよ
といった言葉です。
上記のような訴求ポイントがなければ無理に入れなくてもいいですが、あるなら必ず書いておきましょう。
購入の後押しになるはずです。
行動の促し
商品の魅力を存分に伝えても「締めの言葉」がなければ行動してもらえません。
「以下のURLから購入できるのでぜひ試してみてください」などアフィリエイトリンクのクリックへ誘導できる文言を必ず入れてください。
ブログの場合はボタンリンクの上に、
- 注文はここから
- 今なら五日間無料トライアルが可能なのでぜひ体験してみてください
という文言を入れ「購入すべき理由」を合わせて提示してもOKです。
ちなみに、申し込み方法や購入方法が複雑な商品の場合、必ずその手順も明記してあげてください。
例えばWordPress のテーマを売りたいなら、
- ダウンロード方法
- WordPress への反映方法
などを入れれば読者が購入するハードルを下げられるでしょう。
結局、こちらが「行動してね」と後押ししてあげなければ購入してくれませんし、購入方法分からなければもちろん行動してもらえません。
現実世界でも「この商品良いですよ」「こんな魅力ありますよ」「これ買ったら〇〇な未来が待っていますよ」と散々説明されても、使い方が分からない状態で「じゃあ、書います!!」とはなりませんよね。
それと同じで、セールスライティングにも締めが必要です。 アフィリエイトリンクをクリックして購入に進んでもらうためには、最後に読者の行動を促すことを覚えておきましょう。
記事の種類別セールスライティングのポイント3つ
セールスライティングは、記事の種類によって有効な書き方が異なります。
以下3つの記事についてそれぞれ解説していきますね。
- 商品紹介記事
- レビュー記事
- ランキング記事
①商品紹介記事
商品紹介記事とは「あるお悩みキーワードで訪れたユーザーに対する提案」として商品を紹介する記事です。
※商標KW(商品の具体的な名前が含まれたKW)の記事ではありません。
例えば…
- 胸を大きくする方法とかで検索したユーザー:育乳のブラジャー
- 筋トレのコツを知りたいユーザー:おすすめの筋トレグッズ
など解決策のひとつとして商品紹介をする記事を指します。
上記のような記事の読者は、検索した時点で何かしらのアイテムが欲しかった訳ではありませんよね。
買うか買わないかをまだ決めていないどころか、その商品のことすら想像していなかったという状態です。
つまり、購買意欲がほぼゼロの読者だと考えられます。
購買意欲ゼロの読者に対しては、
- 商品やサービスの紹介をよりしっかりと行う
- 商品を使えば悩みが解決でき現状がどのように変わるのか
といったべネフィットをメインに執筆しましょう。
ゼロの購買意欲を10や100に持っていくようなライティングを心がけてくださいね。
読者が「そんな商品想像してなかったけど自分の悩みにピッタリだな」と思ったら買ってくれる可能性は大いにあります。
②レビュー記事
ブロガーさんが収益基準として最も多く取り入れているであろうレビュー記事。レビュー記事の読者は、基本的に買う気でいます。
「良さそうだけど買うか悩むなぁ」「実際使った人の感想知りたいなー」といった段階でしょう。
ちなみに買う気でいるお客さんのことを「潜在顧客」と呼びます。
潜在顧客には、しっかりと売ることを意識してセールスライティングをしてください。
検討している読者に対して、
- これを買うとこうなります
- 今買うと〇〇だからお得です
というように商品を買わない理由をどんどん消していきましょう。
ただし、記事のメインは必ず感想になるよう注意してください。
というのも、レビュー記事を読む読者が知りたいのは「あなたの感想」だからです。
あくまでも、いち購入ユーザーとして具体的な感想やデメリット、自分がどうなったかを盛り込み、そこから読者のベネフィットも想像させるようライティングしていきましょう。
③ランキング記事
ランキング記事=収益記事ですよね。 言うまでもなく、ブログの中で一番成約が見込める記事のため超重要です。
ランキング記事を読む読者はもちろん買う気満々です。
ランキングを見ている時点で買うことは決まっていて、後はどれを買うかを悩んでいるだけだからですね。
記事にもよりますが、購買意欲はレビュー記事よりも圧倒的に高いと考えられるでしょう。
なおランキング記事は、各商品のメリットとデメリットを踏まえつつ比較をメインに伝えてあげてください。
読者は「数ある商品の中でどれが一番いいのか」を知りたいため、そのニーズをしっかり満たしてあげなければいけません。
ランキング記事では、ベネフィット以上にどの商品が自分に合うかを気付かせるようなライティングが重要です。
つまり、同じような商品ばかり並べてもあまり意味がないということですね。
ランキング記事を書くなら、
- この特徴ならこの商品
- こんな目的ならこの商品
と断言できるような商品を集めて明確に違いを示してあげましょう。
セールスライティングの注意点2つ
セールスライティングでは、以下2つの注意点を守って執筆しましょう。
- ペルソナに合う表現で執筆
- 刺さらないベネフィットはNG
順番に解説していきますね。
1.ペルソナに合う表現で執筆する
ライティングの刺さる表現は、読む人の年齢や性別によって異なります。
どれだけセールスライティングのポイントを押さえていても、ペルソナに合った提案方法や文章表現が出来ていなければ心には刺さりません。
例えば、育毛サロンのセールスライティングをしたい場合、ペルソナが30代か60代かによっても悩みは変わりますよね。
悩みが変わるということは、当然訴求方法も変わるでしょう。
さらに、30代で薄毛に悩んでいる方と年齢相応の薄毛に悩んでいる方では、育毛サロンに通う真の目的も異なるはずです。
若くして薄毛で悩んでる方に「薄毛の原因は加齢により乱れたホルモンバランスが…」といった話をしても刺さりませんし、反対に年齢相応の薄毛に悩んでいる方に「女性の反応が良くなるよ」といった話をしても全然刺さらないですよね。
要は、セールスライティングこそペルソナ設定が最重要ポイントであり、それを生かすことが欠かせません。
ペルソナに応じたベネフィットや表現方法をしっかり見極めて、読者の心に寄り添った記事に仕上げていきましょう。
2.刺さらないベネフィットはNG
セールスライティングはベネフィットが重要とお伝えしましたが…
そもそも効果的なベネフィットとは何かをよく考えましょう。
例えば、安さを謳うベネフィットで良くある間違いが以下です。
「1万円の化粧水が今だけ半額の5000円なので安く買えます」
一見「安く買える」がベネフィットに見えますが、単純に「安く買えるよ」という事実を伝えているだけです。
これでは、ベネフィットとは言えません。
ベネフィットを伝えるなら、
- 他では手に入らない安さです
- 安く買えた差額で乳液も買えるので、美肌効果が倍増します
というように書かなければいけません。
つまり、「安く買えたからこうなるよ」「安く買えたから結果美肌効果が倍増に繋がるかもよ」という読者へのベネフィット提示ですね。
読者を説得するためには、「ただただ安いよ」「おすすめだよ」と煽るのではなく、「安く買えたからこうなるよ」といった言葉を加えるよう意識しましょう。
セールスライティングの方を覚えよう!
というわけで、今回はブロガーさんが絶対に押さえておくべきセールスライティングの型やポイントについて紹介しました。
セールスライティングは難しいと思われがちですが、基本的な型に当てはめればそこまで難易度は高くありません。
ライティングの基本であるペルソナ設定とニーズの読み取りをしっかりしたうえで、読者になりきって執筆すれば売れる記事は割と簡単に作れるんです。
まずは、今回紹介した基本構成やポイントを参考に書き続けてみて、徐々にでいいのでコツをつかんでいってみてください。
何度も言いますが、セールスライティングの鍵を握るのは「ユーザーにベネフィットを提示できているかできていないか」です。
ペルソナやニーズに沿った効果的なベネフィットを分析して「これは買うしかないな」と思わせるような記事を書いていきましょう!
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