どうも、あずさです!
今回のテーマは、「SEO ライティングの心構え」。
SEOライティングのテクニックはネット上でも多く公開されていますが、結論から言って本質を理解した上で取り組まなければ全く意味がありません。
つまりネット検索だとか本で覚えたテクニックをタスクのようにこなしてもこなしてもこなしてもこなしても高評価はなかなか得られないんですよね。
「今頑張ってブログを書いてるんだけど全然結果が出ないよ」
「有名ブロガーさんが公開しているノウハウは実践してるんだけどこれ以上何を改善すればいいの?」
こんな感じでSEOライティングの壁にぶち当たっている人も、本質を理解すればノウハウの入り具合やライティングがきっと大きく変わってくるはずです!
SEOライティングで意識すべき2つのポイント
SEOライティングの目的を達成するためには、大前提として以下2つのポイントを意識する必要があります。
- クローラビリティを高める
- ユーザビリティを高める
これらどういったことを指しているのか、そしてなぜ意識する必要があるのかを順番に解説していきます!
①クローラビリティを高める
クローラビリティとは、クローラーと呼ばれる「Web 上を巡回して検索データベースを作成するロボット」の巡回のしやすさや認識のしやすさを指します。
つまりクローラビリティを高める=自分のブログをクローラーに立ち寄ってもらいやすくしたり、内容を判断してもらいやすくしたりしていくこと。
なお、クローラーはWeb上を巡回して、
- テキスト
- 画像
- CSS
- HTML
などあらゆるファイルを読み込み、どんなウェブサイトからどんな情報が発信されているかを調べます。
そしてその調査結果を元に、
・該当の記事をどんな語句で検索された時に表示させるか
・検索結果で何番目に表示させるか
などを決めていきます。
とはいえ、そもそも自分で狙ったり読者が求めたりするキーワードの検索結果へ自分のブログ記事を表示させるためには、クローラビリティを高めてクローラーに記事の内容を理解してもらわなければいけません。
記事の内容を理解せずに検索結果へ表示できないうえ、ランク付けもできないからですね。
クローラーはとても賢いですが、人間ではありません。最適な対策を施してあげないと理解できないのです。
ただし、ライティングで行うクローラー対策はめちゃくちゃ簡単です。
例えば…
- キーワードをタイトルや見出し、記事内に含める
- 内容が理解しやすいタイトルや見出しに設定する
- リンクは画像ではなくテキストで配置する
- 共起語を積極的に含む
など、それこそよく紹介されているテクニックですね。
つまりライティングでクローラビリティを高めることに関しては、そこまで頭を使う必要はありません。
②ユーザビリティを高める
重要なのは、2つ目のポイントである「ユーザビリティを高めること」。
SEOライティングで最も重要視すべきであり、そして一番難しいのがユーザビリティです。
Googleが上位表示させるのは質の高いコンテンツですが、判断基準として最も重要視されているのは「ユーザーからどんな評価を得られているのか」という点。
ユーザーから高い評価を得られる記事こそが質の高いコンテンツであり、上位表示させるべきコンテンツだと考えられています。
つまり検索順位を決めるのはほぼユーザーなんですよ。
なお、ユーザーからの評価を判断する際にGoogleが参考にするのは以下のような数値です。
- 滞在時間
- 離脱率
- 回遊率
- 読了率
要は読者の行動ですね。
例えば「面白い記事やな」「役に立つ記事やな」と思ったら最後まで読みますし、逆に期待と違ったらすぐに記事から離れるでしょう。行動は読者の反応そのものなんですよ。
もちろん検索順位は、ブログのドメインパワーやサイト設計なども大きく関わるのでライティングだけでは難しいこともあります。とはいえ、SEOライティングの肝はユーザビリティです。
この事実はしっかり覚えておきましょう!
Googleと読者からの評価に直接影響する要素4つ
では、ライティングでクローラーやユーザーからの評価に影響するのはどんなところなのか?具体的な要素を4つチェックしていきましょう。
- 記事の内容や構成
- 信頼性
- 独自性
- 文章力
順番に解説していきます。
①記事の内容や構成
書くキーワードに対してどんな内容をどんな順番で伝えるか。これはめちゃくちゃ重要な要素です。
読者に「役に立ったな」と思ってもらうためには、大前提として想定読者の欲しい情報を正確に読み取って記事化しなければいけません。
読者ニーズを満たす記事内容にしたうえで、求められている情報を過不足なく的確な方法で伝えてあげることが大切です。
ユーザビリティの高い記事を書きたいのであれば、
- 読者が知りたいことは何なのか
- 補足を加えるとしてもそれが本当に必要な情報なのか
- 伝える順番は適切なのか
といったところをしっかり判断してから記事にしていきましょう!
②信頼性
信頼性とは、
- 記事の内容が正確であるか
- 最新であるか
- 専門的であるか
- 誰が言っているのか
といったところです。いくら良い情報が書かれていても、「これ本当?」と思わせてしまったり、情報が古かったり薄かったりすると、満足度が高いとは言えませんよね。
とはいえ、この信頼性を高める方法についてはそこまで難しく考えなくてOKです。
例えば、あなたがダイエットのノウハウの記事を書くなら、調べた情報をただただ書くのではなく、まずは「自分も実際にこれで成功したよ」と紹介。
そのうえで、ダイエットに成功するまでのステップを写真や動画付きで解説すれば、これだけでも信頼度は高まります。
もちろん、信頼性の高い論文などから情報を引っ張ってくるのもありです!
記事の信頼性を高めるためには、
- 読者が安心できるような肩書きや実績を提示
- 専門的な内容はしっかり根拠やエビデンスも提示
これらのポイントを意識した執筆を心がけてみてくださいね。
③独自性
独自性は、Googleが読者の役に立っている記事かどうかを判断するにあたり重要視しているポイント。
そのサイトにしか書けないオリジナルのコンテンツが求められています。
そもそもですが、ユーザーは自分にとって最適な情報やより多くの情報を集めるために、色々な記事を読んで比較検討するんですね。
そんな中、例えば何かのキーワードで検索した時に、1位のブログにも2位のブログにも3位のブログにも全く同じ内容が書かれていたらどうですかね?
当然、読む価値はかなり下がってしまうでしょう。
なお、記事執筆にあたりコピペがNGなのはもう十分理解してくださってると思いますが、注意すべきなのは、丸々同じ構成や意見。これももちろん独自性が高いとは言えません。
既にある情報は、ユーザーにとってもGoogleにとっても必要とされていないので、上位表示されている記事をリライトしたような記事は低品質だとみなされます。
自分にしか言えない意見や体験談などがあるのであれば、積極的に盛り込んで記事のオリジナリティを高めていきましょう!
④文章力
SEOライティングにおいて、文章力ももちろん大切です。
いくら内容や構成が素晴らしく、信頼性やオリジナリティが高くても、そもそも読みにくかったり何を言いたいのか分からなかったりする文章は、ユーザビリティが高いと言えません。
具体的には…
- 長文で書かれている
- くどい
- まどろっこしい
- 間違った表現をしている
といった文章ですね。やっぱり読んでもらえる記事を書く、つまりSEOで高評価を得られる記事を書くのであれば文章術の勉強も必須です!
とはいえ、SEOと同じで、Webライティングにも正解はありません。
読者によって好まれる文章は異なるでしょう。
なので、Webの特性を理解した構成を組みつつ、ターゲットに合わせた言い回しや表現なんかを使い、読みやすくてわかりやすい、なおかつ読者が納得できるような記事執筆を心がける必要があります。
ユーザーに評価される記事に仕上げたいのであれば、 SEOの知識だけではなく、文章の練習も積み重ねていってください!
SEOライティングの本質はしっかり理解しておくこと!
というわけで今回は、SEOライティングにおいて最低限理解しておくべき知識についてお話ししました。
SEOライティングのテクニックはたくさんありますが、本当に評価されたいなら、記事ごとにしっかり戦略を練り、クローラーとユーザー両方にうまくアピールしていく必要があるんですね。
もちろん記事は一度書いて終わりではありません。投稿後の様子を見つつ、分析や改善といった「リライト」が必要不可欠です。
最後にもう一度言いますが…
SEOライティングの肝は「ユーザビリティ」です。
ユーザビリティという言葉が指す本来の意味や目的を、頭の中でしっかり考えながらライティングして、より質の高いコンテンツづくりに励んでいきましょう!
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