どうも、あずさです!
今回のテーマは「【記事作成の第一歩】ペルソナを設定しよう」。
SEO ライティングにおけるペルソナ設定の重要性や、具体的な設定方法などについてお話ししていきます。
「そもそもペルソナ設定ってなに?」って思う人も多いと思うんですが、ペルソナとはマーケティング手法において商品やサービスの最も重要となるユーザーモデルのことです。
ライティングにおいては記事を最も読んでほしいユーザー像に該当します。
つまり、SEO ライティングにおけるペルソナ設定とは、文章を誰に向けて書くのかといったことを考える工程を指しています。
結論から言って、ペルソナ設定はSEOライティングにおいてめちゃくちゃ重要であり、この工程なくしていい記事は書けません。
というのも、ネット上に投稿した記事は大勢の人に読んでもらえると思ったら大間違いで、不特定多数の人たちに向けて記事を書いたところで誰にも読んでもらえないんですね。
つまりペルソナ設定を怠ると、せっかく有益な記事を書いても読んでもらえないという悲劇に陥ります。
SEO ライティングで大事なのは、「自分のために書かれた記事や」って思う人達を増やして、その人達からの高評価を得ていくことです。
「めちゃくちゃいい記事を書いているはずなのに検索順位が上がらない」
「濃い記事を書いているのにすぐに離脱されてる」
みたいな状況に陥っている人は、もしかしたらペルソナ設定ができていない、または活かせていないのかもしれません。
まずは今回の動画でペルソナ設定の本質や、なぜ万人受けを狙った記事が結局ウケないっていう事態に陥るのかを確認して、効果的なSEOライティングに役立てて頂ければなと思います。
というわけで早速本題に入っていきましょう。
今回のテーマは「【記事作成の第一歩】ペルソナを設定しよう」。
テーマは大きく3つあります。
- SEOライティングにペルソナ設定が必要な5つの理由
- ペルソナの設定方法
- ペルソナ設定の注意点
これらを順番に解説していきます。
SEO ライティングにペルソナ設定が必要な5つの理由
では早速一つ目のテーマ、「SEOライティングにペルソナ設定が必要な5つの理由」。
具体的には…
- 読者の心に響く記事を書くため
- 記事の内容を定めるため
- 情報の網羅性を高めるため
- 切り口や伝え方を決めるため
- 商品や手法を勧める理由を定めるため
これらを順番に解説していくんですけども、どれもユーザーファーストな記事に欠かせない要素なのでしっかり押さえておいてください。
読者の心に響く記事を書くため
まずSEOライティングにペルソナ設定が必要な理由の一つ目、「読者の心に響く記事を書くため」。
ペルソナ設定をして記事を書く相手が決まれば、その人が持つ悩みや置かれている環境・状況が明確になりますよね。
すると書き手は、その読者にとって最適な悩みの解決方法やアドバイスを提示できるようになって、ペルソナの心にグッと響く記事を書けるようになります。
つまり、ユーザー目線のライティングが実現するんですね。
逆に万人受けを狙って多くの人に向けて記事を書いてしまうと、その分悩みも解決策も数が増えてしまって、結局誰の心にも響かない記事になりがちです。
そもそも心に響くかどうかは、大前提として「自分のために書かれた記事だ」と思ってもらう必要があるんですけども、そういった記事はペルソナ設定をしない限り絶対に書けません。
読者の心に寄り添う記事を書くっていうのは、高評価を得るために欠かせない要素なので、まずはペルソナ設定をしてユーザーに対する理解を深めた上で執筆を進めていきましょう。
記事の内容を定めるため
そしてSEOライティングにペルソナ設定が必要な理由の二つ目、「記事の内容を定めるため」。
記事を書くときはまずキーワードを決めて具体的に記事に盛り込んでいく内容を決めていくと思うんですけども、同じキーワードでも読者によって検索した理由が異なってくるんですね。
つまりペルソナによって記事の内容は変わります。
例えば筋トレグッズっていうキーワードで記事を書いて、おすすめ商品を紹介したいなっていう場合。
読者の…
- 筋力
- 筋トレの目的
- レベル
- どこで筋トレをしたいか
などによっておすすめする商品っていうのは変わってきますよね。
どんなユーザーにも該当するようにと筋トレグッズを網羅する勢いで何種類も紹介したところで、ユーザーは自分に適切なグッズにしか興味がないので、「この記事には余計な情報が多いなぁ」「自分向けじゃないな」と判断してしまいます。
すると商品が売れないどころか、そもそも読んでもらえずに検索順位で上位表示させるのも難しくなっちゃうんですね。
特に1語編成のビッグキーワード、そして2語ぐらいで編成されたミドルキーワードのような大きめのキーワードは、ペルソナを決めないとそもそもの内容が決まらなかったり、内容の幅が広がりすぎて記事がブレブレになってしまうんですね。
そうなれば、当然誰の心にも刺さらず高評価は得られません。
記事の軸をしっかり定めない限り執筆も進みませんから、そういった意味でもペルソナ設定は必要不可欠だと言えますね。
情報の網羅性を高めるため
次にSEOライティングにペルソナ設定が必要な理由の3つ目、「情報の網羅性を高めるため」。
SEO の評価基準として情報の網羅性も注目されているんですけども、これにもペルソナ設定は大きく関わってきます。
「情報の網羅性を高めるんだったら想定読者は絞らない方が良いのでは?」と思われたかもしれないんですけども、大前提として情報の網羅性を高めるっていうのは情報量を多くすることではありません。
正しくは読者が本当に知りたいことに対してより深く掘り下げて詳しく解説してあげることなんですね。
万人受けを狙って想定読者がぼんやりとした状態で情報の網羅性を高めようとすると、ただただ情報の数が増えて長々とした記事になると思います。
そういった記事は書き手からすると網羅性が高いと言えるかもしれないんですが、実際の読者にとっては興味を引く内容が少ししか載ってない。
つまり自分にとって必要な情報は網羅されてないってことになっちゃうんですね。
情報の網羅性を高めるっていうのは、あくまでも読者にとって必要な情報をより詳しく解説してあげることなので、そのためにはやっぱりペルソナ設定が欠かせません。
切り口や伝え方を決めるため
そしてSEOライティングにペルソナ設定が必要な理由の四つ目、「切り口や伝え方を決めるため」。
記事を書くときに深く考えるべきなのは内容だけじゃなくて、どんな切り口でどんな伝え方をしてあげるかということです。
同じキーワードでもペルソナによって悩みは異なるんですけども、その悩みによって記事の切り口っていうのももちろん変わってくるんですね。
例えばテーマがダイエットだとして痩せたい理由が健康のためなのであれば、体にどんな影響があるのかみたいなところがポイントになってきますし、モテたいのであれば見た目に関することがポイントになってくると思います。
こんな感じで同じダイエット法を伝えるとしても、ペルソナの悩みや目的次第で切り口は大きく変わるんですね。
伝え方も同じで、読者によって簡単に伝えてあげた方がいいのか、それとも難しく論理的に伝えてあげた方がいいのかは変わってきますし、そもそも年齢だけでも適切な伝え方は変わってくるはずです。
読者の心に響かせるためには切り口や伝え方も重要なポイントなので、ペルソナ設定をしたらこのあたりもしっかり考えてみてください。
商品や手法を勧める理由を定めるため
最後、SEO ライティングにペルソナ設定が必要な理由の5つ目、「商品や手法を勧める理由を定めるため」。
切り口や伝え方を決めるのと関連したお話になってくるんですけども、読者がどんな人なのかそして何に悩んでいるのかによって、商品や手法をおすすめする理由もかなり変わってきます。
例えば脱毛サロンについての記事を書くとして、ターゲットが毛深くて悩んでる人みたいなざっくりした感じだと、おすすめする理由も「男性並みに毛深かった私も半年で体毛が半分以下に減ったよ」みたいな感じで薄っぺらくなってしまいますよね。
それをもっと深掘りして、25歳の女性で9-5時で働く OL。 電車通勤彼氏持ち毎日気をしないといけないぐらい毛深くて、カミソリ負けや肌の黒ずみも気になってる。
みたいなところまでペルソナ設定をしてあげると、
「このサロンは毎日22時まで営業してて18時以降の予約もスムーズだったよ」
「全店舗が駅から5分以内の好立地なので、会社帰りにも寄れますよ」
「ただ 効果が高いだけじゃなくって、独自開発の専用マシンによって毛穴が目立たなくなり、シミまで改善してきめ細かい肌になると好評ですよ」
みたいなところをおすすめ理由にできて、より心に響く内容に仕上げられるはずです。
逆に今言ったような内容は、小さい子供を抱えてていつも車移動してるママさんや肌のことまで気にしてない人にとってはそこまで魅力的でもないので、わざわざ訴求するポイントではないですよね。
価格第一なのであれば、そもそもオススメするサロン自体も変わって来るかもしれません。
おすすめする理由を定めるっていうのは売り上げにも直結してくるところなので、収益記事は特にペルソナ設定が重要です。
ペルソナ設定の方法
では大きなテーマの二つ目、「ペルソナ設定の方法」。
「具体的にペルソナはどうやって設定していけばいいの?」というお話なんですが、ステップとしては2ステップ。
- ペルソナ設定に必要な項目を洗い出す
- 項目を埋めていく
これだけです。
文章にするとハードルが上がるので箇条書きにするのがポイントですね。
項目は記事の内容や紹介する商品によっても変わってくると思うんですが、ベースとしてはこのようなテンプレを用意しておきましょう。
上から順番に行くと、
- 年齢
- 性別
- 仕事
- 家族構成
- 居住地
- 収入
- 抱えている悩み
- テーマに対する目標
- 性格や人生観
- 商品の購買プロセス
例えば家事の時短グッズといったテーマで書くとして、項目の穴埋めをしていくとすればこんな感じです。
- 年齢:35歳
- 性別:女性
- 仕事:9時から17時までのパート介護士
- 家族構成:息子10歳、娘4歳の母子家庭
- 居住地:大阪の中心部
- 収入:月13万円と養育費・児童扶養手当
- 抱えている悩み:帰宅後は家事と育児に追われ自分の時間が全く取れない
- テーマに対する目標:家事の時短グッズ。毎日の料理を30分以内に済ませたい
- 性格や人生観:せっかち
- 商品の購買プロセス:本当に価値があるなら少しぐらい値が張ってもいいと思っている
こんな感じでペルソナ設定をしていってほしいんですが、一つコツがありまして、それは可能な限り身近な人や過去の自分なんかの顔が思い浮かぶ人に設定すること。
理由は単純でイメージしやすいからですね。
ペルソナは設定するだけじゃなくて、記事の内容を定めたり読者に適切な伝え方をしてあげたりと活かすことが大事なので、架空の彼なり彼女なりの事をしっかり理解しなければなりません。
身近な人であれば理解するハードルっていうのは下がりますよね。
自分なりに適切だなと思うペルソナ設定ができたら、さっきペルソナ設定が必要な理由で紹介したような項目についてもしっかり深掘りしてみてください。
ペルソナ設定の注意点
最後に大きなテーマの三つ目、「ペルソナ設定の注意点」。
ペルソナ設定がSEOライティングにおいてめちゃくちゃ重要だっていうお話と、具体的な設定方法について紹介させていただいたんですが、ペルソナ設定時は注意点もあります。
具体的には、
- 自分にとって都合のいいペルソナは NG
- 細かく設定し過ぎても無意味になる
では順番に解説していきます。
自分にとって都合のいいペルソナは NG
まず一つ目が「自分にとって都合のいいペルソナは NG」 。
たまにやりがちなんですが、自分が書きたいような内容に合わせて都合よくペルソナを想定してはいけません。
ペルソナ設定は内容を決めるために行うものなので、その順番が逆になってしまうと全く意味がありませんよね。
あと、「もちろんこんな人おらんでしょ」みたいな人に設定するのも NG です。
というのも、せっかくペルソナ設定をしても該当するユーザーがいなかったら、その記事の価値はほぼゼロになってしまうからです。
なのでペルソナはできるだけ実在する人物、さっき言ったような身近な人や過去の自分みたいな感じで設定していきましょう。
細かく設定し過ぎても無意味になる
そしてペルソナ設定の注意点の二つ目が、「細かく設定し過ぎても無意味になる」。
ペルソナについてどこまで想定するかは正直自由なんですけども、もちろん絞れば絞るほど記事の軸もガッチリ定まってきます。
とはいえ、絞り過ぎたら絞りすぎたでマニアックになってしまって、本来記事の読者になりうる人たちを取りこぼしてしまう可能性があるんですね。
ペルソナ設定ばかりに気を取られて、意味のわからない本当にごくごく一部のユーザーにしか響かないような記事になるのであれば本末転倒です。
たった一人に向けて書くことに変わりはないんですけども、あくまでもたくさんの人に読んでもらうためのペルソナ設定だということを忘れないようにしてください。
ブログに欠かせない「ペルソナ設定」
というわけで今回は「【記事作成の第一歩】ペルソナを設定しよう」。
ペルソナ設定が必要な理由や具体的な設定方法注意点についてお話ししました。
ブログ記事を書く上であなたがまずやるべきなのはペルソナ設定です。
ペルソナ設定を怠ると、記事の内容だったり伝え方だったり重要な要素が何一つ決まらず、ユーザビリティを高められないので 、SEO で評価される記事は書けないと覚えておいてください。
最初にペルソナ設定をしておけば、ライティングにかかる時間も大幅に短縮できるはずなので、そういった意味でもペルソナ設定はブログ運営において欠かせないプロセスです。
ちなみにペルソナ設定が合っているのか合っていないのかは検索順位に反映されます。
ブログで記事を書いて思うような結果が出なかった場合は、数ヶ月後にリライトすると思うんですけども、その時もペルソナ設定からしっかり見直ししましょう。
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