どうも、あずさです。
今回のテーマは「タイトル・見出し設定のコツ」です。
記事を執筆するときにタイトルや見出し名はとても重要なパートで、タイトル・見出し名ともにGoogleと読者に記事の内容を伝える役割があります。
つまりクローラビリティやユーザビリティの両方を高める効果があるんですね。そしてタイトルに関しては特に重要で、記事のクリック率に大きく関わってきます。
ユーザーがまず目に留まるのはタイトルなんですが、そのタイトルで気を引けなかったら当然クリックしてもらえず読んでもらえません。なのでブログのクリック率が悪いという場合はタイトルに問題があるんですね。
具体的にどんなことに気をつけてタイトルや見出し名を設定すればいいの?読者の興味を引けるタイトルってどんなタイトル?
って思ってるブロガーさんは多いかなと思うので、その疑問点をしっかり解決していきます。
Googleと読者に好まれるタイトルや見出し名のポイント
タイトルや見出し名を設定する時に意識すべきポイントは以下の4つです。
- 狙っているキーワードを含める
- キーワードは左寄せにする
- 競合と差別化する
- 内容と整合性を取る
どれも聞いたことがあるかもしれないですが、おさらいも含め詳しくチェックしましょう。
①狙っているキーワードを含める
Googleのクローラーが記事の内容を判断する時に大きく参考にするのが「H1タイトルタグ」と「H2見出し2のタグ」です。
タイトルと見出しにキーワードを含めていないと、クローラーが記事の内容を理解できず正当に評価してもらえません。
またキーワードを含めるべき理由はクローラーのためだけではなく、ユーザビリティを高めるためにも必須です。
キーワードは基本的にユーザーの悩みそのものですし、記事内容そのものでもあるからですね。
なのでユーザーに「あなたが求めてる記事だよ」と適切に伝えてあげるためには、キーワードを含んであげると親切です。
ただし複合キーワードつまりロングテールキーワードやミドルキーワードを狙う場合なんですが、キーワードを意識するあまりタイトルや見出し名が不自然にならないようにだけは注意してください。
具体例をあげると「髪の毛 増やしたい」といったキーワードで書く場合のタイトルは、
- 髪の毛を増やしたい育毛方法5選
- 髪の毛を増やしたいなら〇〇を実践せよ
などしっかりキーワードを含められると思います。
しかし見出し名に関しては「髪の毛 増やしたい」を全てに含もうとすると、かなり無理があるんじゃないかなと思います。
例えば「短期間で実現するコツ」とかだとちょっと無理がありますし、キーワード意識した感が強すぎます。
いくらキーワードを含めててもユーザーにとって読みにくく、わかりにくいのであればユーザビリティが高いとは言えません。
H2見出しとタイトルにはできるだけキーワードを盛り込むべきなのですが、含めない箇所があったとしても、そのキーワードに対するニーズが満たせている記事なのであれば、しっかり評価は得られます。
「意味が伝わるか伝わらないか」「日本語としておかしくないか」といった点には十分注意して適切な使い方をしましょう。
②キーワードは左寄せにする
ユーザーの目に留めてクリックしてもらいやすくするためのテクニックなので、見出し名よりタイトルで意識してほしいポイントです。
人間の目は左から右に流れるように文字を読む傾向があるので、先にキーワードが見えると「自分に関係のある記事だ」と思いやすくなるからです。
さらにGoogleで表示されるタイトルは長すぎると途中で切れてしまうので、キーワードが右に寄っていると表示されない可能性があります。
そうなれば当然ユーザーは必要な情報が書かれている記事かどうかを判別できなくなってしまうんですね。
例えば「ライティング 学習方法」というキーワードで検索したとしましょう。
検索結果に「プロの Web ライターが丁寧に教える!絶対に上手くかけるようになるライティングの学習法」みたいなタイトルが表示されても、この記事にライティングの学習方法が書かれているか認識するまでにかなり時間がかかります。
そもそも最後の数文字は表示すらされないかもしれません。
この場合なら「絶対に書けるライティングの学習方法とは?プロの Web ライターが丁寧に教えます」みたいなタイトルに改善してあげるのが適切ですね。
ちなみに「キーワードは左寄せにする」というテクニックは一昔前ならクローラビリティを高めるために必須とされていたんですが、今はあまり関係ないと言われてます。
あくまでもユーザビリティを高めるためのテクニックだと覚えておきましょう。
③競合と差別化する
検索結果を見た時に同じようなタイトルが並んでいると、惹きが弱くなってしまいます。
さらにすでにある記事と同じようなタイトルや見出し名に設定してしまうと、コピペと判断されてユーザビリティだけじゃなく、クローラビリティが低下する可能性もあるので注意してください。
強豪に勝ち抜くためにはタイトルにキャッチフレーズを入れ込んだり、読者が「え?どういうこと?」と思うように一文を入れたりするテクニックが必要です。
過度になりすぎると胡散臭さが出てしまい、逆効果になる可能性もあるんですが、タイトルを設定するにあたり読者を惹きつけるワードセンスはとても重要です。
ワードセンスなんてないよ…キャッチコピー全然わからないよ…
と思われたかもしれないんですが、そこは安心してください。
のちほど惹きのあるタイトルの作り方をテンプレートを用いて解説します。
競合と被ってしまうと読んでもらえないばかりか、検索結果から弾かれてしまう可能性があるので、タイトルを付ける時はしっかり競合調査もしておいてください。
④内容と整合性をとる
タイトルや見出し名が重要だからとユーザーの気を引くことだけを考えすぎて、内容とずれてしまったら最悪です。
タイトル・見出し名と内容は必ず一致させましょう。
つまり内容をしっかり現した名前に設定してください。
タイトルで煽りすぎて内容が伴っていなければ、ユーザーはがっかりして即離脱しますし、内容が全く違うのは論外です。
「もうこのブログは信頼できないな」と判断されて二度と訪れてくれないかもしれません。
さらに大げさなタイトルは胡散臭く感じてしまって、逆効果になる可能性も高いです。
惹きの強いタイトルに盛り込むべき要素
膨大な検索結果の中から自分のブログ記事をクリックしてもらうためには、タイトルで惹きつけなければなりません。
そのためにはキャッチコピー力が必要なんですが、簡単に身につくスキルではないので使いやすくて惹きが強くタイトルにしやすい要素を7つ事例を交えながら紹介していきます。
①権威性
筆者やインタビューした人の権威性を盛り込んで信頼性をアピールする方法です。
事例
- 月収50万円ブロガーが解説!~
- 現役トレーナーがすすめる~
- 皮膚科医に聞いた!~
- -10kg のダイエットに成功した私の痩せる方法~
- 【栄養士監修】コンビニでも健康になれる商品~
権威性は特別な資格がなくても、経験も立派な要素になります。
権威性にできそうな要素があるのであれば、積極的に盛り込んでいきましょう。
②数字
数字は文章でもタイトルでもインパクトを強める効果があります。
こちらは数字を使わないパターンと一緒に見ていきましょう。
事例
- 短期間で減量した方法→1カ月で2kg減した方法
- 筋トレの効果→筋トレの効果3つ
- すぐに理解できるプログラミング学習→3分でわかるプログラミング学習
- 【お得なクーポン付き】→【5000円クーポン付き】
- 離職の多かった企業が実践する→離職率80%だった企業が実践する
具体性を出してあげるだけで「読みたい」という意欲をかき立てられますし、何をいくつ知れるんだっていう興味を持ってもらえます。
③読者の属性
「これは自分に書かれた記事や」と思わせるためですね。
ペルソナ設定で明確になった読者の属性を入れるだけでなので、困った時にも使いやすいかなと思います。
事例
- 【初心者でも簡】
- 忙しいママでも大丈夫!
- フリーWeb デザイナー必見
- 30代サラリーマンに送る
- 【シングルマザーあるある】
ペルソナの年齢・性別・居住地・家族・趣味・職業などを盛り込んで、自分に書かれた記事だと思わせるようなタイトルにしてみましょう。
④プラス欲求
プラス欲求とは「~なりたい」「~したい」という前向きな欲求です。
ユーザーが「幸せになりたい」「誰かを喜ばせた」「今より便利にしたい」などと考えるなら、それを刺激するようなタイトルが効果的です。
事例
- 【愛犬も大喜び】ペットと宿泊できる京都のホテル〇選
- 成績2倍アップ!〇〇オンライン講座受講レビュー
- 家族が集まる3人掛けソファー〇選
- 今なら3000円OFFで変えるお得な化粧水〇選
- 字幕なしの洋画が見れるようになる!大学生におすすめの英語教材〇選
ペルソナのニーズに訴えかけたり、ベネフィットつまり、得られる未来を提示することですね。
ちなみにベネフィットというのは当たり前のメリットではなく、読者にとっての明るい未来のことです。
プラス欲求はキーワードからそのまま使ってもいいと思うのですが、その場合は競合と被らないかだけ十分注意してください。
⑤マイナス欲求
「何か嫌なことから逃れたい」「悩みを解決したい」みたいなマイナスな感情を刺激するタイトルです。
検索する人は現状の困りごとや悩み事を解決したいと思ってるので、その悩みや不安をピンポイントで指摘して興味を引きましょう。
事例
- 自己流は危険!正しい文章の書き方
- 赤ちゃんの夜泣きが辛い!効果的な対処法〇選
- 知らないと損する!痩せたいときの正しい食事法
- 今更聞けないPayPayの使い方
- 英語学習で失敗する人の特徴5つ
マイナス欲求・プラス欲求いずれもどんな記事でも使いやすいと思います。
とはいえペルソナやニーズをしっかり考えた上で適切な方を選んで盛り込んでみてください。
⑥内容のチラ見せ
内容の一部や重要な部分をタイトルに盛り込んであげることで、興味を引くテクニックです。
どこをチラ見せすればいいのかというと、基本的には結論部分や重要パートをあえて隠せばOKです。
事例
- ブログで稼ぐコツは継続と〇〇だけ!?
- 最短で痩せる方法は食事制限一択【やり方やコツを解説】
- Webライターの平均年収は〇〇円【収入アップのコツを紹介】
- 家具を安く買うならここがベスト!ニトリやIKEAを超えるコスパ最強ショップを紹介
- 〇〇するだけで婚活成就!?成功の秘訣とその理由を徹底解説!
タイトルで「大事な答えが見れる」「もっと知りたい」という欲求を掻き立てられますし、重要な部分が一部隠れていると気になるのは読者の気持ちになれば理解できるんじゃないかなと思います。
やりすぎるとワンパターンなタイトルになりますし、特に〇〇で隠す方法はしつこいと思われがちですが、1つのテクニックとして覚えておきましょう。
⑦万能ワード
一気に紹介していきましょう。
知らなきゃまずい | 最新 | 速報 | 必見 |
限定 | 体験談 | 無料 | 結論 |
完全版 | 保存版 | 完全ガイド | 爆益 |
厳選 | 極秘 |
これ以外にもたくさんあるんですが、墨かっこ(【】)でワードを挟んであげると目に留まりやすくなります。
ただしこれらはかぶりやすいので困った時に使うといった感じで覚えておくといいかなと思います。
使いたい時は競合を見つつ、かぶらないように盛り込んでみてください。
タイトルや見出し名は目を留めやすい言葉を選ぶ
というわけで今回は記事のタイトルや見出し名設定で意識すべきポイントや、惹きの強いタイトルに盛り込むべき要素を紹介しました。
Googleに記事を認識してもらったり、膨大な情報の中から自分の記事選んでもらうには、タイトルや見出し名は絶対に工夫が必要です。
いくら良い記事が書けたとしてもクリックしてもらえない、または対象キーワードでの検索結果に表示してもらえなかったら全く意味がありませんよね。
いろいろなタイトル例を紹介したんですが、キャッチコピー力を磨くためにはいろいろなワードでGoogle検索してみて、他の人はどんなタイトルをつけているのか目を養っておくことも大切です。
普段から意識してタイトルや見出し名をチェックしておく癖をつけておけば、必ずセンスアップしてきて、そのうち一瞬で、簡単に、素敵なタイトルをつけられるようになるはずです。
まずは今回紹介したポイントを押さえつつ、テンプレートを参考にして、魅力的なタイトル・見出し名設定のコツを掴んでみてください。
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